結婚の約束、それが「婚約」。でも婚約って何をするの?
当事者の二人が結婚する意思を確認し、約束することが「婚約」です。婚約は、法律上の手続きもなく結納等をしなくても、二人の口約束だけで婚約にはなります。しかし、2人の決意を社会やまわりの人々に認めてもらうことに意味があるのです。結婚して一つの家庭をつくることはたくさんの人達の協力が必要です。そういった社会的な意味もあるので婚約を発表しまわりの人たちから祝福してもらうことは大変重要になります。
さまざまな婚約スタイル
日本で最もポピュラーなのは結納と記念品交換です。最近は、ライフスタイルや価値観が多様化しているので、色々なスタイルの婚約発表があります。
- 結納
- 伝統的な婚約のスタイルです。
結納品・結納金・目録・家族書・親族書などを交わします。正式なものは【関東式】【関西式】と地方によって違いがあります。最近は、ライフスタイルに合わせて略式へと変化してきています。
- 記念品交換
- 男性から女性へ婚約指輪を贈ることが一般的な婚約の証となっています。
女性も、プレゼントの半額程度を目安に男性へお返しをします。最近は、カメラやパソコンなど日常で使うものを選ぶ人が増えているようです。二人で相談しながら彼の新生活に役立ちそうなものを贈ってあげるのがいいでしょう。
- 婚約式
- 神の前や人前で婚約を誓う儀式のことです。
人前婚約式はごく親しい人に見守られながらアットホームに行えます。神前婚約式は列席者なしでもOKなので、2人きりや家族だけに見守られる一生忘れられない素敵な思い出になるでしょう。
- 婚約パーティー
- 友人や家族を招待して、レストランなどで婚約発表をします。
比較的カジュアルなパーティーで、ゲームやカラオケなどを企画すると盛り上がりますよ。みんなでわいわい楽しみたい人にオススメです。
- 婚約通知
- たくさんの人に婚約の証人になってもらえる方法です。顔の広い人オススメです。
- 食事会
- 結納の代わりに両家で食事会をすることで婚約成立するという最近のやり方も形式に囚われず気軽に行えます。アットホームな雰囲気で家族の絆を深めることができますよ。
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結納の目的には、周りの人々から認めてもらうという意味もあるので、家族の意見もきちんと聞きながら、多くの人に祝福される方法を選ぶことも大切です。
結納や食事会・婚約パーティーで記念品交換したり、結納の後パーティーを開いたりと組み合わせるのもいいですし、自分達らしい素敵な婚約スタイルを選んでくださいね!
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